February 26, 2012

2.5

最近、気になる言葉は「2.5」

池尻大橋にあるソーシャルTV局 2.5D





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コンセプトとしてはDOMMUNEに近いんですが、オンラインとオフラインを共有して2.5的なアイデアは面白い。配信している番組のクオリティ、ゲストの選び方も凄くいいですね。

あと、米原康正氏がNumeroにて2.5次元アイドルについて言及していましたが、これも興味深い内容。
2.5次元とは、イラスト・アニメの2次元の世界と、実写による3次元の世界の狭間を指す単語である。ただし、一般的には人物または人格が存在するイメージにしかこの言葉は適用されない。アニメなどに登場するキャラクターを、衣装や小道具、セットを使って生身の人間が演じる「コスプレ」、それを忠実な模型へと投射した「フィギュア」、そして2次元キャラに声という3次元要素を与える「声優」が、この2.5次元の代表的存在である。特に声優の場合、ファンたちが2次元キャラに対してのイメージの実態化を声優に求めるため、そのキャラにどれだけ本人が近いか?がファン獲得数の大きな鍵となる。その実態を知りたくて、今回45人のアイドルキャラクターが登場する声優アイドルユニット「PEACE LOVE」のライブに、東京は池尻にあるイベントスペースとソーシャルTVを併せ持った機能を持つ新タイプのスペース「2.5D」に足を運んでみた。会場には意外と女子の姿も見受けられる。それは彼女たちのホームページに載った物語にも関係しているのだろう。そこにあるのは、誰も傷つくことのない優しさに包まれた世界。ステージの上には、そんな世界に住むキャラクターそのままの45人の声優たち。日常ではいじめの対象になりかねないドジッ子キャラも、ここではそれが魅力のひとつなのだ。単にアニメとひとくくりにされがちだが、その内容は果てしなく枝分かれしている。ここで感じた世界観には、ギラギラした日常の欲望がかけらもない。非日常すぎる、と批判されるかもしれないが、僕はこの会場に流れるある種宗教的な雰囲気が心地よかった。いや、宗教そのものと言ってもいい。声優という職業を通して2.5次元という世界の中の住人になる。そんな女の子が、これからもっと増加していくに違いない。
 改めて考えると「会いにいけるアイドル」AKB48も2.5的なアイドルかなと。2以上3未満的な。それがなうなバランスなのかもしれませんね

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