今月の
EYESCREAMは「オリジネーターが選ぶ必殺の10枚」。
Iggy PopにLee "Scratch" PerryからGrandmaster FlashにTT...
彼らのall time bestも少年〜青年期にリアルタイムだったものが多いようですが、僕も最近だとCD買っても10回も聴かないくらいですけど、下手したら100回以上聴いたのって中学高校だったので、ルーツってそういうもんなんでしょうね。
ってことで僕も試しにall time best10を考えてみました。
Rage Against The Machine『The Battle Of Los Angels』
中3の時に生まれて初めて買ったCD。
買った理由は当時Rodmanが僕の中でなぜかブームでRodmanが好きなバンドとして挙げていたから。
ここからMalcolm Xやキング牧師だったり、Chomskyにも興味を持つ様になって、嫌な高校生になっていった記憶があります。
Dragon Ash『Viva La Revolution』
当時から天の邪鬼だった僕がGLAYやラルク、小室ファミリーのあまりの人気っぷりに嫌気がさしていた時に『I♡HIP HOP』を聴いてコレだと思いました。
まあ、厳密に言うとアレはヒップホップじゃなかったですけど僕の価値観をぶっ壊したって意味でアレはヒップホップでした。
Red Hot Chili Peppers『Californication』
恥ずかしい事に中学の時はとにかくラップ=ヒップホップ→カッコイイみたいに思っていたので、レッチリもヒップホップだと思っていました。
あとマッチョ思想的なところがあったのでメンバーの見た目もヤベェなって。
Nirvana『Nirvana』
ベストなんですが『Where did you sleep last night』ってLeadberryのカバーを一番聴いてました。
My girl, My girl don't lie to meって染みるなと思って。
そんな影響を受けてネルシャツ無駄に買ったりしてました。
Beastie Boys『The Sound Of Science』
ハロルド作石のBeckを読み出した頃で、小遣いを如何に有効に使うかって思った時にベスト買えばいいやと思って。
高3の文化祭でやったダブルダッチのBGM担当になった事をいいことにBGMは全部ここから使いました。
A Tribe Called Quest『Midnight Marauders』
中3当時担任の先生がバスケ部顧問で、学級文庫(?)として『HOOP』っていうバスケ雑誌があって、その中のNBA選手が聴いている音楽特集みたいなので絶賛されていたので意味もわからず買って聴いていました。
あと、トラッシュトーク(試合中の罵り合いの意)のコーナーで英語の汚い言葉もちょっと覚えました。
Boards Of Canada『Music Has the Right to Children』
Thom Yorkが何かの雑誌のインタビューでプッシュしていたので購入。
これまでボーカルが無いものをほとんど聴いた事がなかったので、これを聴いてsoundscapeって概念の意味が少しわかった気がしました。
音楽は「聴く」だけじゃなくて、映像に変換して「見る」のもありなんだって。
あと、コレを聴きながら『多重人格探偵サイコ』を読む事にハマっていた時期があって危ない人だったかもしれません。
Shing02『400』
大学で同じゼミだった安間クンに薦められて、それからむさぼる様に聴きました。
嘘八百を真っ二つに切る言葉=400って発想だったり、圧倒的なボキャブラリーとバイリンギャグ(例:昨今毎度=suck on my dub)的センス。
愛国心も芽生え始めた時期。
Squarepusher『Ultravisitor』
コレもThom York経由で興味を持つ様になった作品。
Rei Harakamiとかも聴いてたんですけどJaco Pastoriusばりの超絶的なベースがレッチリのFleaと違った感じでツボでした。
Bob Marley『Legend』
ベタにも程がありますが、One Loveってことなんだと思います。
こんな感じで振り返ってみると結構自分痛かったなって感じですが...
みなさんのall time bestはどうでしょうか?