December 31, 2009

09-10

09年の締めとして読んだ本はPinky

ZOZOのムック本

どっちも僕とは結びつきが無さそうな2冊ですが、今後を占うには面白い2冊。

Pinkyは内容はともかくとして、鈴木えみや佐々木希に木下優樹菜など人気モデルを多数抱え(余談ですが、個人的には泉水星良の確信犯的にチープな着方がヤバいと思った。あと鈴木えみが思ったよりロックだった。)、それなりのポジションを保っていたはずが休刊。結局、広告料が確保できなかったっていうお馴染みの理由らしいんですが、09年にpinkyに限らず雑誌が死んだのは結局そこ。そういう意味で雑誌単体としてはかなり無理がある状況にあるのは間違いないんで、来年もバタバタ雑誌が死ぬと思います。当たり前っちゃ当たり前なんですけど、メディアミックス全体で収益を出すってビジネスモデルじゃないと厳しいのは間違いないでしょう。

それと、最近ついにCMもやりだしたZOZOなんですが、結局アパレル業界全体がネット中心にならざるを得ないって事が明確になったんじゃないかなって思います。ただ、大事なのはネットと実店舗は相反するものではなくて補完性を持ったものとして融合していくべきだって事。僕もどっちかというとネットで服を買う事に抵抗がある人間なんですが、ギャルソンの様にあくまでネットで情報を流さないっていう例外を除いて時代の流れには柔軟に対応していくべきだとも思います。試着ができないとか世界観が伝わりづらいってネットの弱点は実店舗でカバーして、ネットでは動画とか紙や言語ベースだと伝えきれない要素を出すとか。

そう考えると、リアルでアナログな世界とヴァーチャルでデジタルな世界をフュージョンさせられるかってとこが2010年のポイントじゃないでしょうか?まあ、なんとなくそう思っただけなんですけど...

December 30, 2009

education

個人的な09年の重大事項

"TERIYAKI BEEF事件"
SEEDAというラッパーがTERIYAKI BOYZというラップグループが発表した"Serious Japanese"という楽曲の一部分を自分へのディス(=批判、中傷)と受け、それに対するアンサーとして自身のブログ上でアンサーソングとしてTERIYAKI BEEF"という楽曲を発表。それに対してVerbal(TERIYAKI BOYSのメンバー、m-flo)は自身のブログでpodcastで配信している自分の番組で対談をする事を提案。SEEDAはそれを受け、podcastで対談するという前代未聞の展開になった(ヒップホップの世界では一般的にディスにはディスで返す事がマナーとされている)。結果的にSEEDAはVerbalとは和解したと自身のブログでも発言(他のTERIYAKI BOYZのメンバーとは未解決)。事件は一旦収束という形になっている。



時間のある方は順にご覧ください。
まずは、問題の発端となったTERIYAKI BOYZの"Serious Japanese"


それをdisったSEEDAの"TERIYAKI BEEF"


そして、podcastでの対談。

















podcastの対談でも言及されてるけど、この事件で図らずも明らかになったのは日本人全体の音楽に対する理解がまだまだって事。Verbalの言い分としてはSEEDAのディスに対してディスで返すのは確かにヒップホップマナーに乗っ取っているかもしれないけど、ディスが文化としていな日本では一部の音楽好きかヒップホップ好きの間で終わるのがオチなので、podcastでディスした人間とディスられた人間で対談するってルールとは違う事をする事でヒップホップに興味が無いヒトにも興味を持ってもらうキッカケになるんじゃないかって目論み。僕も最近日本のチャートをチェックしてないんでわかんないですけど、日本だと仮に1位がミスチルで2位がパフュームで3位がSEEDAって事はありえない訳で、クソみたいなアイドルも売れるけどLil Wayneなんかが売れるアメリカなりイギリスなりとは文化の土壌が違うんすよね。僕もSEEDAってスゲーかっこいいと思うんですけど、日本じゃ絶対に売れないとも思うんで、そういう意味でVerbalが仕掛けた事は大衆をエデュケーションする第一歩として良かった。本当にカッコいいヤツが認められる様になっていかないと今みたいにクソばっかなチャートになっちゃうんで。

音楽はそういう意味でまだまだ文化レベルはクソですけど、日本で唯一文化レベルが高くて、カッコいいヒトがカッコいいって認められる土壌があるのは「お笑い」。僕もお笑いはテレビほとんど観ないんで詳しくないですけど、M-1の採点はかなり妥当な線いってると思うんですよね。コイツが1位かよ!!みたいなの全然ないし、やっぱ「鳥人」は誰が観ても凄かったって思うのって文化が浸透してるって事。コレは善くも悪くも日本人ってテレビを観る時間がクソ長い民族だと思うんで、勝手にエデュケーションが進んでるっていう喜んでいいのか悪いのか...しかし、鳥人は情景が見えるくらい凄かったな

December 29, 2009

OB戦

どうも、風邪持ちです。
先週から治りません。治りそうになったらボウリングしたり、会社で怒られたり、サプライズ的な誕生日会を仕掛けたり、会社で怒られたり、同僚の引っ越しを手伝ったり、会社で怒られたり、フットサル大会をやったり、会社で怒られたり、忘年会でウダウダしていたので、自業自得なんですが...

ともかく、日曜に僕がノリでやってる高校のOB戦があって、今回で3年目の3回目。今回は20歳の子から28歳の先輩まで9世代が集合。大会の運営としては相変わらず反省点はあるけど、全体的に楽しかった。またやりたいって意見が聞けたので、そういう意味では良かったと思います。初めてみえた先輩からも「久しぶりにワクワクしたよ。高校以来に会うヤツもいたから、こういうのいいよね」と言っていただけたので、僕の狙いが機能しつつある実感が持てたし。

あと、今回はたまたま高校のOBを集めて、フットサルやろうって内容だったけど、面白い事をやるには要するに「遊び場」を用意すればいいなってツボがわかってきた気がする。そういう意味ではフットサル大会もガンダムバー(店もメニューも従業員もガンダムづくしなバー)と大差ないんで。今回だったら世代は違っても基本的に高校が同じで部活でサッカーやってたって共通項があった状態でスタートしてる訳で、共通項のある人達が共通の話題で遊べるのがミソっていうか。

まあ、それはそれとして啓太クンが仕切ってくれた打ち上げも面白かったんで、今度はもうちょっと違う世代の人達ともフットサルやるだけじゃなくてゆっくり話したいっすね。

それでは完全に取り損ねた動画で雰囲気だけでもどうぞ(撮影は翔サン)。写真も全然撮ってないし、今度は誰かに頼もう。

December 23, 2009

Makoto


昨日amazonから届いた"DJ Marky & Friends Presents MAKOTO"
所謂ブラジリアンドラムンベースってヤツでしょうか。普段は基本的にユルいモノばかり聴くんですが、暴れたい時もあるのでこんな感じのも悪くないです。

あと、最近ヒトから「どうやってそれだけ広範囲の音楽を探しているのか?」と聞かれますが、どうなんでしょう?僕より詳しいヒトは腐るほどいると思うんですけど...今日のネタも目利きと思われる見知らぬヒトのブログで知ったものだし、ラジオで何となく聴いていた曲が気になって買う事もあるし、知り合いから教えてもらって買う事もあるし、雑誌で読んで買う事もあるし、要するにゼロから自分では見つけられないんですよね。あと、僕は視聴しないでノリで買っちゃう事も結構あるんで、そういう執着の無さがポジティブに考えれば浅くて広い感じになってるのかなと思います。やっぱヒップホップが一番カッコいいとか、今はハウスが熱いぜみたいな事も全然思わないし、逆に僕はなんでそんなに拘っちゃうのかなって思うんですけど、古かろうが新しかろうが洋楽だろうが邦楽だろうが、どんなジャンルだろうが、カッコいいものはカッコいいってだけの話なんで。J-POPも全然ありじゃないでしょうか?

December 21, 2009

Wasting

I think that waiting is wasting.
I also think that wasting is investing.

What is wasting for you?

December 20, 2009

relight my fire

昨日タワレコで買ったCD
quasimodeの“daybreak"

relight my fireのカバーなど秀逸です。

relight my fire,your love is my only desire
relight my fire,'cause i need your love

って歌詞を改めて読むとベタなんですが、ベタってスゲーって事が最近やっとわかってきました。その他のオリジナル曲もなかなか聴き応えがあるので、踊れるジャズが好きな方には間違いない1枚かと思います。


あとは鎮座dopenessの"100%RAP"


僕は好きだけど、これはあんま人に勧められないかも...とにかくヘンテコを求めている方はどうぞ。